23 Nov 2024
プレスリリース

Blue Yonder、小売企業が提供するパーソナライズされたオムニチャネルコマース体験を促進

専門分野に特化したマイクロサービスで個別に導入可能なソリューションを提供することで、小売企業のEコマースの成長を加速させ、顧客の期待に応えられるよう支援 米国アリゾナ州スコッツデール– Blue Yonderは、急速に進化する消費者の期待に応え、それを上回るフルフィルメントのスピード、利便性、精度を実現し、フルフィルメントコストを削減するために、小売企業が消費者のニーズに対応できるようLuminate™ Commerce(ルミネート・コマース)ポートフォリオの下でいくつかのマイクロサービスを発表しました。これらのマイクロサービスは個別に導入可能な拡張性を備えており、小売企業が注文とフルフィルメントの精度を確保することで、パーソナライズされた消費者体験を提供します。 Eコマースは2020年以前から急速に成長していましたが、コロナ禍によってさらに多くの消費者がオンラインに移行しました。その結果、米国における2020年のオンライン収益は1,050億ドル増加し、電子商取引が2年分加速したと「Digital Commerce 360」で報告されています。さらに、商務省の2021年第2四半期のデータ分析によれば、小売りの購入で使われる5ドルのうち1ドル近くがデジタル、オンラインによる注文となっています。 Blue Yonderの製品管理・アーキテクチャー担当コーポレート・バイスプレジデントのEugene Amigudは、次のように述べています。 「従来の画一的なソリューションは小売企業にとって非常に制約があり、新たな機能を追加する能力を提供できません。当社のマイクロサービスの場合、小売企業は既存のソリューションを他の代替ソリューションに置き換えることなく、新しい機能を追加することができます。これにより、新機能の価値を迅速に実現して、ビジネス目標を達成することができます。その結果、多くのお客様が1つのマイクロサービスから始めて、その効果を確認した後、お客様の要求に応えながら収益も確保できるよう、追加サービスを導入するため改めて当社に戻ってきてくれます。」 オンライン購入後の店舗受け取り(カーブサイドピックアップやBOPIS)、店舗を起点とする配送、当日配送、ラストマイル配送など、小売企業はEコマースの成長に合わせてデジタル変革を行うため、オムニチャネルソリューションを必要としています。そのためBlue Yonderは、拡張性が高く、個別に導入可能な、エンドツーエンドのデジタルコマースのマイクロサービスを発表しました。 コミット:小売企業は購入プロセスの早い段階で、正確かつ積極的にコスト効率の高い納期を確約し、柔軟なフルフィルメントの選択肢を提供することで、コンバージョン率を高めると同時に、フルフィルメントを最適化してコストを削減できます。そのため小売企業は、消費者が期待するスピードと利便性で適切な商品を適切なタイミングで、消費者が選んだチャネルを通じて提供することができます。 在庫情報:在庫がどこにあり、どのように利用できるのか、誰もが知る必要があります。小売企業は、買い物客に企業全体の在庫状況をリアルタイムに提供し、購買意欲を高めることができます。また、地元店舗の在庫状況と出荷可能な商品を表示し、緊急性の高いメッセージ(例えば、「残り1点」など)によって購入意欲を喚起ます。また、消費者は商品を簡単に予約して、後で購入することができます。 受注処理:小売企業は、注文商品のピッキング、梱包、フルフィルメントなど、店舗でのマイクロ・フルフィルメント業務を、より高い精度と生産性で行うことができます。店員は、カーブサイドピックアップ(オンラインで注文した品を店舗の駐車場などで受け取る購入方式)、自宅受け取り、店舗受け取り、自宅配送など、さまざまな方法でお客様にサービスを提供できます。店員と店舗マネジャーは実用的なダッシュボードにより、店舗におけるすべてのマイクロ・フルフィルメント業務を完全に把握できます。 注文サービスと顧客注文の可視化(COV):この高性能で拡張性のあるAPIベースのマイクロサービスは、受注から入金までのライフサイクル全体を調整・管理します。注文が小売企業のウェブサイト、実店舗、オンラインマーケットプレイス、コールセンターのどこからであっても、すべてのブランドと地域を対象に、注文を一元的に把握できるようにします。顧客注文の可視化(COV: Customer Order Visibility)はリアルタイムの追跡・監視ソリューションで、その直感的なユーザー体験によって、カスタマーサービスや小売店のスタッフが、注文の詳細を一カ所でリアルタイムに検索・確認・修正でき、注文情報の最新状態を一元管理することができます。COVは統合型のユーザーインターフェースを活用しているので、企業は一カ所で注文の詳細を検索・確認・修正して、各注文とフルフィルメントの詳細を完全に把握できます。COVは教師なしの学習アルゴリズムを活用して、組織が有望なフルフィルメント・プロセスを最適化するために使用できる指標について、実用的な洞察的知見を生成します。 これらのマイクロサービスは機械学習による分析機能を備えており、最小限の手動設定で異常を迅速に検出し、欠品の予測や完売率、値下げの必要性、在庫の正確性など、潜在的なニーズのある分野に注意を喚起します。 Blue Yonderのコマース担当コーポレート・バイスプレジデントのOmar Akilahは、次のように述べています。 「当社のマイクロサービスは、小売企業が既存の日常業務を継続しながら、デジタル変革の長期的な取り組みで店舗を活用することができます。小売企業は、今日の買い物客がよりスマートな意思決定を行えるようにすることで、顧客満足度を高めながら、店舗のフルフィルメント業務を合理化し、生産性と収益を向上できるようになったのです。」 補足資料(英語): Blue Yonderの新しいマイクロサービスがどのようにパーソナライズされたコマース体験を提供しているのか、詳細をご確認ください。 「NRF 2022 Retail’s Big Show」(2022年1月16日~18日ニューヨーク開催)1月17日午前10時15分(米国東部時間)より実施するBlue Yonderのビッグ・アイデア・セッション「Smarter customer connections at Petco and Sally Beauty produced by Blue…

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世界トップクラスのサプライチェーン・ソフトウェアの専門企業であるBlue Yonderの買収を完了

パナソニック、Blue Yonderの買収を完了

パナソニック株式会社は、本日(米国時間9月16日)、世界トップクラスのサプライチェーン・ソフトウェアの専門企業であるBlue Yonderの80%分の株式追加取得を完了し、2020年7月取得済の20%分の株式と合わせて全株式を取得、同社の買収を完了しました。

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Dole Food & Beverages Groupが、Blue Yonder とサプライチェーンの計画業務と可視性をデジタル変革

新型コロナウイルスのパンデミックの間、消費財 (CPG) メーカーでは、サプライチェーンの需要・供給側で大混乱が起きました。その結果、消費者行動の変化に合わせて需要を予測し、機能を最適化してサービスレベルを十二分に満たし、全工程が視覚化された適応力のあるサプライチェーンを構築する必要がありました。そのため Dole Food & Beverages Group は、Blue Yonder のクラウドベースのソリューションである Luminate™ Control Tower と Luminate Planning ポートフォリオを利用してサプライチェーンをデジタル変革し、出荷遅延の予測や、需要の把握、指示、最適化を実現しました。