大手パワースポーツメーカーがBlue YonderのSaaSソリューションを導入機敏性と応答性を高め、クラス最高の需要主導型サプライチェーンを実現

2023年5月9日 米国カリフォルニア州フットヒルランチ、米国アリゾナ州スコッツデール – 消費者の習慣が変化する中、メーカーは消費者のニーズに応え、サプライチェーンにおけるすべての関係者に可視性を提供する必要があります。そのため、パワースポーツ製品の大手メーカーであるカワサキモータース U.S.A.(以下、カワサキ)は、Blue Yonderによるサプライチェーンのデジタル変革を選択しました。同社は、Blue YonderのSaaSベースのサプライチェーン・プランニング ソリューションとコントロールタワーを搭載した Luminate® プラットフォームを導入し、需要予測の改善、供給計画の推進、在庫の最適化、エンドツーエンドの可視化、サプライヤーコラボレーションを実現する予定です。これにより同社は、より俊敏で応答性の高い、クラス最高の需要主導型サプライチェーンに移行することができます。

カワサキは、二輪車、全地形対応車(ATV)、サイド・バイ・サイド・ビークル、パーソナル・ウォーター・クラフト(PWC)を製造し、全米で1,100以上のディーラーネットワークを通じて、これらのパワースポーツ製品を販売しています。同社は、ディーラーネットワーク、ひいては顧客をサポートし、将来の需要に対応するためにビジネスのやり方を変えようとしており、その解決策をBlue Yonderに依頼しました。このプロジェクトは、Blue Yonderのグローバル・プロフェッショナル・サービス・チームが実施する予定です。

Blue Yonderにより、カワサキは以下を実現します。

  • 販売店のサービスレベルを大幅に向上させる、クラス最高の需要主導型動的補充プロセスを確立する。
  • 顧客満足度を向上させながら、ディーラーネットワークとカワサキにおける在庫を最適化する。
  • 工場からの上流供給について、ほぼリアルタイムの計画・実行レベルの可視性を提供し、レジリエンスを向上させる。
  • ディーラーからの注文に対応する俊敏性を高め、ディーラーネットワークにおける注文から納品までのターンアラウンドタイムを短縮し、小売販売のスピードを向上させる。

カワサキモータースU.S.A.社長のEigo Konya氏は次のように述べています。「カワサキでは、ハイパフォーマンスな楽しさを提供することに特化しています。そのためには、ディーラーネットワークが消費者に必要な製品をタイムリーに提供する必要があります。私たちのビジネスの根本的な変化に対応するために、ディーラーネットワークに適切な製品を適切なスピードで提供し、計画と需要の正確性を確保し、ひいては最終消費者に利益をもたらすことができるサプライチェーン・ソリューションが必要でした。Blue Yonderは、すべての要件を満たす最高のサプライチェーン・ソリューション・プロバイダーであることが証明されたので、彼らと次のレベルに進むことを楽しみにしています。」

Blue Yonderのサプライチェーン・プランニング ソリューションにより、カワサキは、需要を高める要素と顧客行動をより深く理解し、独自の需要予測と機動的な供給計画を提供することができます。また、流通網やディーラーに適切な在庫を配置し、在庫切れを最小限に抑え、運転資金を改善することができます。さらに、競争優位性を構築し維持するために在庫を最適化し、在庫計画、戦略、実行をサービス、生産、流通の戦略的ビジネス目標と整合させることで、全体的な陸揚費用の削減とプランナーの効率化を実現します。Luminate Control Towerの導入により、サプライチェーンをエンドツーエンドで可視化し、ほぼリアルタイムの情報を見て、理解し、行動し、学習することで、On Time in Full(OTIF)パフォーマンス、収益性、持続可能性を向上させるためのインサイトを得ることができます。

Blue Yonderの製造部門社長Terry Turnerは、次のように述べています。「当社にニーズを満たすソリューションを求めて相談に来られた際、彼らのビジネス上の考慮事項を理解するために耳を傾け、エンドツーエンドのサプライチェーン要件を満たすことができる価値に基づく変革の青写真を共有しました。私たちは、消費者中心主義かつディーラーネットワークのニーズを満たす能力を向上させるデジタルサプライチェーンの変革に協力できることをうれしく思います。そして、彼らのビジネスの成長と競争力の強化に貢献できることを楽しみにしています」

関連情報

カワサキモータースについて

カワサキが二輪車の本格的な生産を開始したのは、今から半世紀以上も前のことです。航空機用エンジンの開発・生産で培った技術ノウハウをもとに設計された同社初の二輪車用エンジンは、常に新しい技術に挑戦し続けるカワサキの二輪車業界への参入の原動力となりました。カワサキは、これまで数多くの新型車を発表し、市場を形成してきましたが、その過程で、独自の技術、パワー、デザイン、そして乗る楽しさによって、不朽の名車を生み出しました。これからもカワサキモータースは、この強みを維持し、さらに進化させることで、新たな伝説を生み出していくことでしょう。

カワサキモータースU.S.A.は、カワサキの二輪車、全地形対応車(ATV)、サイド・バイ・サイド・ビークル、ジェットスキー®ウォータークラフトなどを、約1,100の独立系小売店ネットワークを通じて販売し、さらに汎用エンジンを専門に扱う7,700近い小売店を通じて販売しています。カワサキとその関連会社は、米国で約3,100人の従業員を雇用しており、そのうち約260人がカリフォルニア州フットヒルランチの本社に勤務しています。

カワサキのキャッチフレーズである「Let the good times roll.®」は、世界中で認知されています。カワサキのブランドは、パワフルでスタイリッシュな、カテゴリーをリードする車の代名詞となっています。カワサキのパワースポーツ製品全般およびカワサキ関連会社に関する情報は、インターネット(www.kawasaki.com)でご覧いただけます。

Blue Yonderについて

Blue Yonderは、デジタルサプライチェーンとオムニチャネル・コマース・フルフィルメントの世界的リーダーです。製造企業、小売企業、物流企業は、当社のインテリジェントなエンドツーエンドのプラットフォームにより、顧客の需要をシームレスに予測して対処し、充足することができます。また、より自動化された収益性の高いビジネス上の意思決定を行うことが可能になり、より大きな成長と顧客体験の再構築を実現します。Blue Yonderは、企業および個人がその潜在能力を十分に発揮できるよう支援しています。https://blueyonder.com/jp/ja/

Blue Yonder」は、Blue Yonder Group, Inc.の商標または登録商標です。本リリース内で「Blue Yonder」の名称を使用して言及されている商品名、製品名、サービス名は、Blue Yonder Group, Inc.の商標であるか、もしくは所有物となっています。その他のすべての会社名および製品名は、関連する企業の商標、登録商標、サービスマークである場合があります。

*本プレスリリースは米国本社発表のプレスリリースの抄訳です。

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